内科
人間のからだの仕組みはすばらしい。現代医学は専門分化し、各科の専門医が詳細に専門領域の研究を深め、痛い正体をつきとめて退治し修復する事ができるようになっています。技術の進歩もあって高度医療化しており、医療費も国家規模で増大しています。また、安全性の追求もあってその恩恵をうる機会も増えています。
しかしその恩恵には格差が生じてきていることは否めません。また、専門分化が進みすぎて 全体性をとかく見失われてきているのではないかと気づく人も増えてきています。AI化も進む中で、ヒトは肉体は仮の姿で精神存在であることに気づかされています。また改めて人間のからだは全体として1つの統一体を成している、人間は地上に肉体をもって生まれ、肉体を通して体験して少しでも進化する目的をもって生を受けたと知るに至っています。
ヒトは自らのからだを通して人生の学びをするために病気体験もする。自らの人生にとって自分が病気を持った意味を知ることにめをむける必要があると感じます。
人類はいま、グローバル化時代を迎え、内科も心とからだの統合医療の立場で見ていく必要を感じ、私ども、その試みの内科として始めたいと願っています。お出かけ頂いたら幸いです。